【プレビュー PIST6 2025年度㉒】久々のVを睨む伊藤信が主軸
2025.09.05

今シリーズはPIST6 2025 9月 第2戦。
6度の優勝経験を誇る伊藤信(大阪・41歳)がシリーズリーダーを務める。近況は優勝に手が届いていないが、3開催連続で表彰台入りと実力は申し分ない。持ち前のダッシュ力を生かした仕掛けで1年10カ月ぶりの頂点を狙う。対抗格は同じく優勝経験者の長田龍拳(静岡・24歳)。久々の参戦となった8月 第2戦は準決勝3着も、シリーズ3勝をマークしている。今シリーズも抜群の機動力でV争いに加わる。2度の優勝実績がある篠田幸希(群馬・26歳)も侮れない存在で、得意のまくり一撃で他を圧倒する。
【好調ムードの伊藤信が中心】
強烈なダッシュ力が持ち味で、PIST6では4連続優勝を含め、6度の優勝経験を誇る。近況は優勝から遠ざかっているが、3開催連続で表彰台入りを果たしているだけでなく、現行競輪でも7月防府、奈良で連続優勝するなど好調だ。現行競輪の勢いそのままに、PIST6でも久々の優勝があってもいいだろう。
【パワーで優る長田龍拳】
恵まれた体格から繰り出す自力攻撃を武器にS級の舞台で活躍する若手機動型。23年ファーストクォーター ラウンド8で悲願の初優勝を飾り、2年3カ月ぶりの参戦となった8月 第1戦では準決勝敗退もシリーズで3勝を挙げる活躍を見せた。持ち味を生かしたパワフルな走りで2度目の頂点を目指す。
【篠田幸希が底力を発揮】
現行競輪では7月富山にて完全優勝でS級初優勝を飾った若手有望株。PIST6は前々回の6月 第4戦こそ未勝利に終わったものの、直近4開催で2度の優勝、準優勝1回と底力がある。得意のまくり中心の機動力を発揮して3度目のVを狙う。
また現行競輪でS級1班として活躍する佐藤友和(岩手・42歳)や、前回3連勝で決勝進出し、表彰台入りを果たした地元の坪内恒(千葉・34歳)の初Vも十分。その他にも、高橋舜(宮城・24歳)、瀧川幸広(愛知・29歳)の125期の両者や、今シリーズが初参戦となる127期のルーキー・上杉有弘(福井・23歳)にも注目したい。
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