【プレビュー PIST6 2025年度⑨】地元のエース根田空史がV最有力

今シリーズはPIST6 2025 6月 第1戦。
S級戦士が多く参戦し、ハイレベルなV争いが見込まれるシリーズだが、これまでに8度の優勝実績を有している地元の根田空史（千葉・36歳）が優勝候補の筆頭格。6Vと実績面で次ぐ伊藤信（大阪・41歳）も負けてはいない。前回3月 第4戦では半年ぶりの優参を果たしていて、久々のVを視野に入れる。出場7回すべてで決勝進出を果たしていて2度の優勝経験を誇る真鍋智寛（愛媛・26歳）も期待の若手であり、持ち前の機動力を発揮して強敵を撃破しよう。

【根田空史が連続Ｖを狙う】
前回4月 第2戦の決勝戦では、2年以上続いていた河端朋之の連勝を止め、自身8度目の優勝を飾った。その後は川崎記念で決勝進出を果たすなど、現行競輪でもグレードレース戦線で活躍をみせている。抜群の機動力を生かしてＶ争いをリードする。

【伊藤信が返り咲きを目指す】
24年マスターズ世界選手権のスプリント(40-44歳カテゴリー)で世界チャンピオンに輝いた実力者。PIST6でも6度の優勝実績があり、実績面では根田に次ぐ存在。前回の3月 第4戦では好メンバーが集結する中で決勝戦まで勝ち進むと、決勝戦でも3着と久々の優出で表彰台入りを果たした。23年11月を最後に優勝からは遠のいており、久しぶりの頂点を期待したい。

【真鍋智寛がスピード発揮】
昨年ヤンググランプリに出場した愛媛期待のホープ。PIST6ではこれまで予選、準決勝は負けなしで、白星を量産しているだけでなく、7回すべてで決勝進出、5開催連続で表彰台入りと安定した成績を残している。好メンバーが集まる一戦でも力を見せつけて3度目の頂点を目指す。

また優勝経験者の稲毛健太（和歌山・35歳）、大西祐（愛媛・38歳）や、2度の準V経験がある原大智（宮城・28歳）や、前回久々に予選白星を挙げた小嶋敬二（石川・55歳）、2連続で表彰台入りを果たしている林昌幸（愛媛・22歳）など若手からベテランまで実力ある選手が集結し、予選から目が離せない戦いとなりそうだ。

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