【プレビュー PIST6 2025年度㉔】豪華メンバーが集結しV争いは激戦必至
2025.09.23

今シリーズはPIST6 2025 9月 第4戦。
複数回の優勝経験がある実力者を中心に、これまでPIST6で上位進出の経験がある精鋭が多数集結するシリーズだが、9度の優勝実績がある中島詩音(山梨・27歳)が優勝候補の筆頭格。前回7月 第4戦では無傷の4連勝で9カ月ぶりのVを奪取。今シリーズでは連続優勝を目指す。前回8月 第1戦の決勝戦で連勝がストップした久田朔(大阪・22歳)だが、PIST6で3度の完全優勝を含め、16戦15勝の圧倒的な戦績を誇るだけに、4度目のVチャンスは十分。PIST6の最年少優勝記録を誇る岩井芯(岐阜・20歳)は7月 第3戦で3度目の頂点に輝いており、ここでも侮れない。
【V10を狙う中島詩音】
PIST6が開幕した2021年にデビューし、PIST6にも同年11月に初参戦。翌年8月から優勝回数を積み重ねて、前回7月 第4戦で9度目の優勝を飾った。PIST6では指折りの機動力の持ち主なだけに、今シリーズでも頂点に立ち、優勝回数を2ケタに乗せたい。
【久田朔のスピードに期待】
1月 第2戦でPIST6デビューを飾り、そこから破竹の勢いで3開催連続完全優勝を達成。無傷の15連勝で挑んだ8月 第1戦の決勝戦では好位置を確保するも、まくり切れず3着に敗れてしまった。今回は仕切り直しのシリーズで、持ち前のトップスピードを生かした仕掛けで4度目のVを睨む。
【岩井芯がヤングパワー発揮】
初参戦となった昨年9月 第1戦で決勝進出し、その決勝戦では他を完封する圧巻の逃走劇を披露。当時19歳でPIST6の最年少優勝記録を更新し、初勝利と同時に初Vをゲットした。その後も2度の完全優勝があり、現在の優勝回数は3回。前回7月 第3戦に続く連続Vで4度目の頂点を目指す。
その他にも優勝経験を有する稲毛健太(和歌山・36歳)、神田龍(三重・36歳)、村田瑞季(京都・28歳)、望月一成(静岡・29歳)や、悲願の初優勝を目指す皿屋豊(三重・42歳)、市本隆司(広島・54歳)なども参戦。今回が初出場となる新垣慶晃(沖縄・24歳)にも注目してみたい。
©日刊プロスポーツ新聞社
出場選手一覧はこちら