【プレビュー PIST6 2025年度㉑】10度目のV狙う根田空史がV筆頭

2025.08.22

レース,選手

今シリーズはPIST6 2025 9月 第1戦。
 地元千葉の優勝経験者3名を中心に実力者が集結するシリーズだが、地元の総大将・根田空史(千葉・37歳)がシリーズの主役を務める。現行競輪ではグレードレース戦線を中心に活躍する機動型で、2ケタVに向けて照準を合わせる。佐藤幸治(長崎・39歳)は1年1カ月ぶりのPIST6参戦。予選、準決勝に関しては9開催連続で負けなしと力を示しているだけに、ここでも注目が集まりそうだ。近況の勢いでは地元の原田亮太(千葉・29歳)を推したい。5月 第2戦で初Vを飾り、前回8月 第1戦で2度目の頂点に立った。強豪揃いの今シリーズでも期待できるだろう。

【V10を目指す根田空史がリード】
PIST6の初開催から出場を重ねて、これまでに9度の優勝経験を誇る地元の総大将。現行競輪同様、持ち味を生かした先行勝負で今年だけで19勝と白星を量産している。前回7月 第4戦では決勝戦で6着と敗れたが、今シリーズこそ10度目の優勝を飾ろう。

【佐藤幸治がスピード発揮】
初出場での完全優勝達成を含め、これまでに4度の優勝経験を誇る実力者。持ち前のトップスピードを生かしたまくり中心のタテ攻撃が魅力のレーサー。現行競輪では今期よりA級に降級となったが、ここまでの3場所は確定板を外しておらず、安定感あふれる走りを披露している。久々のPIST6でもそのスピードを発揮して連続優勝を狙う。

【原田亮太の逃走劇に期待】
 PIST6の初開催で決勝進出を果たし、初期から活躍してきた地元の若手機動型。5月 第2戦は圧巻の逃走劇で悲願の初優勝を手にすると、前回8月 第1戦でも先行逃げ切りで2度目の優勝を飾った。ここでも積極果敢に攻めて、近況の勢いそのままに3度目の頂点を目指す。

その他にも地元の山田駿斗(千葉・21歳)や、早坂秀悟(茨城・39歳)、山田義彦(埼玉・39歳)、畝木聖(岡山・28歳)、常次勇人(大阪・23歳)など優勝経験を有する精鋭が集結しており、予選から白熱した戦いが続きそうだ。

 

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