【プレビュー PIST6 2025年度⑲】実績断然の堀江省吾がV最有力

2025.08.15

レース,選手

今シリーズはPIST6 2025 8月 第3戦。

 優勝回数16回と最多優勝記録を誇る堀江省吾(長野・28歳)が優勝候補の筆頭格。前回6月 第3戦では準決勝こそ2着に敗れたが、シリーズ3勝を挙げて半年ぶりの優勝を飾った。今シリーズでは実績最上位の意地を見せて連続優勝を目指す。これまでV4と実績面で次ぐ神田龍(三重・36歳)も負けてはいない。今年に入ってからは、16戦で10勝と白星を量産しており、ここもスピードあふれる仕掛けでV争いに加わる。塩島嵩一朗(神奈川・25歳)も優勝経験がある実力者。6月にS級特進を果たした有望株で、2度目のVがあってもいい。

 

【堀江省吾が最多優勝記録更新へ】

河端朋之と並んでPIST6の最多優勝記録を保持している若手機動型。前回6月 第3戦では準決勝で2着と敗れたものの、決勝戦では迫力あるまくりで他を圧倒し、今年初の頂点に立った。ここでも実績面は最上位であるだけに、持ち前のロングスパートを決めて最多優勝記録を更新しよう。

 

【連続Vを狙う神田龍】

20代の若手に引けを取らない抜群の機動力で、2月 第1戦、5月 第4戦と今年だけで2度のPIST6優勝があるS級レーサー。今年に入ってからは、1610勝、25回と安定した成績を残しており、今シリーズでも力で圧倒して連続Vを狙う。

 

【塩島嵩一朗の一撃に期待】

 6月にS2班に特別昇級を果たした神奈川期待のホープ。PIST6には昨年10月より参戦し、出場6回のうち3度の決勝進出があり、4月 第4戦で悲願の初優勝を達成した。現行競輪ではS級に昇級後苦戦気味ではあるが、持ち味のダッシュ力を生かした好スパートを決めて、2度目の優勝を目指す。

 

その他には前回予選を連勝した藤井昭吾(滋賀・39歳)や、22カ月ぶりの参戦となる齋木翔多(静岡・26歳)、前回は初出場ながらも2勝を含めた4走すべてで確定板入りと奮闘が目立った田中会心(熊本・24歳)なども注目してみたい。

 

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