【プレビュー PIST6 2025年度⑧】混戦もV経験有する岩井芯がパワー発揮
2025.05.20

今シリーズはPIST6 2025 5月 第4戦。
20代の若手を中心に好メンバーが揃ったことでV争いは混戦模様も、2度の優勝経験を誇る岩井芯(岐阜・20歳)がV最有力候補となるだろう。近況は優勝から遠ざかっているものの、実績最上位の意地をみせて久々のVを狙う。同じく優勝経験者の常次勇人(大阪・23歳)も負けてはいない。1月 第4戦で初優勝を無傷の4連勝で飾っており、再び頂点を目指す。現行競輪での格でいえば皿屋豊(三重・42歳)で、日本選手権では準決勝まで勝ち進んだ。悲願の初Vに向けて照準を合わせる。
【実績最上位の岩井芯がV筆頭】
PIST6の最年少優勝記録を持つ売り出し中のルーキー。これまで5度の出場のうち4度決勝戦に勝ち進んでおり、2度の優勝経験がある。前回4月 第1戦では準決勝4着で優出を逃したが、シリーズで3勝を挙げる活躍をみせた。今シリーズでは、前回のうっ憤を晴らし、7カ月ぶりのVを奪取する。
【常次勇人の逃走劇に期待】
1月 第4戦で悲願の初優勝を飾った大阪の若手有望株。近況4開催の16走のうち12勝の固め打ちで、持ち前の持久力を生かしたロングスパートを得意としている。前回4月 第3戦では松崎広太にまくられて決勝戦3着と悔しい思いをしただけに、今シリーズこそ優勝を手にしたい。
【皿屋豊が悲願の初Vへ】
現行競輪では2月岸和田で久々のVを手にし、GI日本選手権では一次予選でスピードあふれるまくりで白星を挙げると、準決勝まで勝ち進んだ。PIST6は前回3月 第3戦では準決勝で敗退し、連続優参は途切れてしまったが、優勝ができるだけの力はあるので、今シリーズこそ初Vを目指す。
今シリーズは優勝経験者の岩井だけではなく、125期生が多く参戦する。特に高橋舜(宮城・24歳)、川上隆義(栃木・24歳)はともに準決勝敗退が続いているだけに、今シリーズではさらなる上位進出に期待したいところだ。
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