「ファーストクォーター」ラウンド6プレビュー

2022.05.02

レース,選手,

PIST6 Championship 2022-23は5月5日(木・祝)と6日(金)の2日間、千葉市のTIPSTAR DOME CHIBAで「ファーストクォーター」ラウンド6が行われる。昨年デビューの119期で期待の星の一人に数えられる木村皆斗(茨城)や、昨年10月の開幕戦「JAPAN HEROES」ラウンド1で2位の脇本勇希(福井)らを中心とした白熱のバトルに期待だ。

高校時代に全国2冠の木村が参戦



注目は1月1日と2日に開催された「ZERO」 ラウンド1以来、5カ月ぶり2度目の参戦となる木村である。昨年デビューした20歳で、養成所時代にゴールデンキャップを2度獲得した逸材。既存競輪ではA級クラスに属するも、茨城県立取手第一高校3年時の2019年には全国高校総体と国民体育大会のスクラッチ(定められた距離を走り、順位を競う個人競技。男子ジュニアも10㎞と長距離のため、トラック版ロードレースと例えられる)で優勝し、全国の舞台で2冠を達成した。持ち前の積極果敢な先行力はS級選手相手でも十分に通用する器だけに、抜けた存在のいない今ラウンドでは前回果たせなかった決勝進出、加えて頂点まで狙える。

対する優勝候補として誰もが名前を挙げるのは脇本だが、ケガから復帰後の既存競輪では途上のパフォーマンス。どこまで状態を戻しているかがポイントとなる。その脇本の同期であり、2月26日、27日に行われた「ZERO」ラウンド9で2戦連続の決勝進出を果たした石井洋輝(福島)も有力選手の1人。「グレードレースでも戦えるようになってきた」という成長目覚ましい若手選手で予選からその走りが楽しみだ。

地元・千葉からは4名(飯田辰哉、伊勢崎彰大、鈴木浩太、花田将司)が参戦予定。特にルーキーの鈴木は前回4月18日、19日の「ファーストクォーター」ラウンド3で「前々を踏みたい」と積極的なレースを展開したが、準決勝で敗退と不完全燃焼に終わってしまい、巻き返しに力の入る一戦となる。

ベテラン52歳の河合康晴(静岡)は、「ファーストクォーター」ラウンド3の順位決定戦AでPIST6初勝利を挙げた。初出場から20レース目での白星に「ものすごく嬉しい」と笑顔が弾け、「自転車競技を始めた頃を思い出しながら走っています」とレースへの思いを口にした。初心を忘れない「いぶし銀」の走りで、さらに勝ち星を積みたい。

5日に1次、2次予選があり、ポイント上位18人が翌日の準決勝へと進む。6日は準決勝、決勝に加えて順位戦が実施され、2日間全24レースで熱き戦いが繰り広げられる。



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