堀江 省吾

2021.12.03

インタビュー

JAPAN HEROES スペシャルマッチ2で見事優勝を果たした堀江省吾選手。
一番難しいと感じたレースの感想やPIST6への想いなどを語っていただきました。

Q1

堀江選手が自転車競技を始めたきっかけを教えてください。

A1

元々中学の時にクロスバイクを初めて買ってもらって、自転車で遠くに行くのが好きになって。その流れで、高校の時にはロードバイクを買ってもらって。本当に軽く、服とかもちゃんとした物じゃなくサイクリングをしていました。
大学に入って自転車競技部があるっていうことで、その頃から自転車が好きだったんで入って。ちょうどそのタイミングで、今練習している松本の美鈴湖自転車競技場が新しく出来て、先輩から「なんか新しくできたから行こうぜ」って連れてってもらって、そこで初めてバンクを見たんですよね。

Q2

元々スポーツがそんなに好きではないという話を聞いたのですが、自転車競技を始めることは思い切った決断でしたか?

A2

高校の時の部活のバトミントンも、中学の友達と「高校行ったらバトミントン部入ろうね」って約束をしてたから入った感じで…(笑)でも自転車は自分の意思で始めました。

Q3

競輪選手になると伝えた時のご両親の反応はどうでしたか?

A3

父親は割とそんなに干渉してこないのであれなんですけど、自分元々大学から大学院に行って研究職につきたいって話を親とも話してたんで…最初言い出した時は確かに、母親的には反対って感じじゃなかったんですけど、ほんとに?みたいな感じではありましたね(笑)競輪は全然身近な感じではなかったので、びっくりはしてました。

Q4

実際に競輪選手になられてびっくりしたことはありますか?

A4

そうですね…こんなこと言うとあれですけど(笑)今まで自分が接してきた路線じゃない人というか、自分は元々バリバリ体育会系とかじゃなくて、大学の自転車もすごい個人活動みたいな感じだったんで。そこからすると、雰囲気自体がすごい体育会のノリっていうか。幸い上手く順応出来てるけど、驚いたというか「これが競輪選手なんだ」と思いました(笑)

Q5

今年の9月頃から、SNSでPIST6関連の情報を発信いただいてましたが、PIST6への想いは人一倍強かったのでしょうか?

A5

それはたぶんあると思いますね。PIST6のテスト走行に参加したのもそうですし、最近ミッドナイトとかで競輪が上がってきているとはいえ、ボートレースとかに比べると、あまり明るいニュースがないというか…何かきっかけになればなっていうのもあるし、競技上がりっていうのもあるんで自分が。
その点ちょっとこう、こっちも盛り上がってくれたら新しい人達を呼び込めるなんていうのは、思ってはいましたね。

Q6

PIST6への参加が決まってから、トレーニング方法でいつもと変えたことってありますか?

A6

いや、そんなに。そこに関しては全然ないですね。いつも通りウエイトとかもやるし、カーボンの自転車でも練習するしっていうのはあんまり変わらず。

Q7

2日で4走、タイムトライアルを含めると5走ありましたが、体力的にはどうでしたか?

A7

2日目の日曜日は、結構脚はきてるなって感じはありましたけど、なんかもう重いというか。ハロンの時とか初日より長い距離踏めないかもしんないなみたいな感覚は乗っててありましたね。

Q8

4走の中で一番難しかったレースはどれですか?

A8

そうですね…決勝って言ってしまうとやっぱり決勝が一番難しかったんですけど。あと初日も…結果的には逃げきれたんですけど、堀内選手がS級1班だっていうのはもちろん把握してたんですが、短距離でどんな走りをするかっていうのはちょっとわからなかったので、逃げてて後ろから捲られちゃったら怖いなってのはありましたね。

Q9

格上の選手にも通用するかも、と手応えを感じられたことはありましたか?

A9

一番思ったのは、決勝で朝倉選手を外々を踏んで差せたのは良い感触というか…その時は「自分そんなに脚ない訳じゃないんだな」っていうのは思えたかなって。
いつもの競輪とは本当に全然違うんで一概には言えないですけど、「結構いけるじゃん」って思ったところは少しあります。

Q10

課題は見つかりましたか?

A10

自力の話になっちゃうんですが、やっぱハロンのタイムも、もうちょっと出来れば上げたいなってのはあります。自分は最後2周先頭で逃げた時の最終200mのタイムが11秒になっちゃってましたけど、朝倉選手とかは初日良いタイムで走ってたと思うんで。そういうのも含めて、もっと自力があれば強くなれるんだろうなってのはありますね。

Q11

PIST6の優勝賞金の使い道は決まっていますか?

A11

まぁ面白くないんですけど(笑)取り合えずそのまま貯めて…。今自転車の後ろのディスクホイールを借りてるんですけど、ホイールとか自転車関係の物に数十万は使って自前のを用意しようかなって思ってますね。残りは貯金か、家に置く空気清浄機を買ったりとか(笑)

Q12

優勝されて、ご両親の反応はいかがでしたか?

A12

あの時も父親の車を借りて行ってたんで、実家にまず帰ってからって感じで。母親はよく競技を見に来てくれてたんですけど、「毎回良い位置に入れたし、組み合わせも勝ち上がれるようなところに入れたし、すごい良い方良い方に向いて良かったじゃん」って話はされました。

Q13

お母さまはPIST6見ていただけてた感じなんですかね?

A13

父親がすごい自分の競輪とかPIST6のレースを追ってて(笑)なんで、たぶんあの日も父親がYouTubeのライブを流して見てたんじゃないかなと思います。

Q14

周りの選手からも声をかけられたりとかはありましたか?

A14

そうですね、地元選手はもちろん、Twitterとかでも声をかけていただいて(笑)

Q15

仲の良い競輪選手はいらっしゃいますか?

A15

同期だと栃木の小池千啓とか、山梨の中島詩音とか。あとすごい活躍してる岐阜の志田龍星、千葉の鈴木浩太あたりはよく連絡とってますね。仲良くさせてもらってると思ってます。
向こうが先輩と予定があったりすると、一緒にご飯に行ったりは中々難しいんですけど、この間小池と宇都宮で一緒になった時とかは、ずっと話してたりとかはありました。

Q16

小池選手とはどんなお話をされたんですか?

A16

そうですね、バイクに2人でハマっていて…シーズンもあれですけど「バイクでキャンプ行きましょうよ」みたいな話はしましたね(笑)
小池は養成所に入る前からバイクを持っていて、自分は養成所卒業してから今年の夏に中型の免許を取って、1台目を買ってって感じです。やっぱ車とかバイクが好きな人も多いんで、自分もそれで(笑)

Q17

1台目に買われたのはどんなバイクですか?

A17

1台目のバイクは師匠(柿澤大貴選手)に、「お前これ買えよ~」って言われて(笑)250ccのちょっとオフロードっぽいというか、林道もいけるみたいな感じで。
師匠と同じ期間に同じ教習所に行って免許を取って(笑)自分が入校した翌日か翌々日くらいに師匠が「俺も入校したんだよそこ」って(笑)

Q18

将来的には車も買いたいなとかありますか?

A18

ありますね。自分やっぱ車は好きなんで、もし買えるのであればもちろん。
よく選手が買う外車の高級車っていうよりは、自転車積むのはちょっとあれですけど日本車のスポーツカーみたいな方が好きなんで、そういうのを1台買えたらなってのはあります。

Q19

最後にPIST6ファンに向けてメッセージをお願いします!

A19

漢字の競輪とはまったく違うものになっていて、そっちはちょっと難しくて・・・という人でも雰囲気含めて楽しめるものになっていると思うので、ぜひ敬遠していた方も興味を持って、出来れば会場に足を運んで楽しんでいただけたらなと思います。