雨谷 一樹

2022.02.01

インタビュー

JAPAN HEROES開幕戦とシーズンファイナルで完全優勝を飾った雨谷一樹選手。
ファイナル決勝でデッドヒートを繰り広げた、中川誠一郎選手とのエピソードなどを語っていただきました。

Q1

まずはJAPAN HEROES開幕戦、シーズンファイナルと優勝おめでとうございます!PIST6のレースに出場してみて、いかがでしたか?

A1

ありがとうございます!そうですね…演出とかにもすごい力が入っていて、とても気合を入れて臨むことができました。

Q2

2020年に自転車競技を引退されてからも、競技の練習は継続されていましたか?

A2

そうですね。日本の競輪ってやっぱり違うので、そういう中で考えながらナショナルチームでトレーニングしたことと、それにプラスして日本の競輪で必用なことを自分で考えてやってました。

Q3

ナショナルチームの他の選手の練習メニューも取り入れていらっしゃるんですか?

A3

毎週全員のメニューが送られてきてたんで、1年間皆の全てのメニューをしてます。メニューは人によってもそうですし、脚質とかにもよって全然違うので、自分は色んな選手の練習を見ながら練習メニューを決めてます。

Q4

ちなみに、どの選手の練習メニューが一番しんどいですか?

A4

やっぱり新田祐大さんとか脇本雄太さんのメニューはきつかったですね(笑)

Q5

シーズンファイナルでは、元ナショナルのチームメイトである中川誠一郎選手と一緒でしたが、かなり仲は良いのでしょうか?

A5

そうですね。もう何ヶ国一緒に行ったか分からないくらい遠征も行きましたし、同じ部屋になったこともあります。チームメイトとして、チームスプリントを走っていたんですけど、本当に頼りになる先輩です。正直、ファイナルでは勝てると思ってなかったんですけど…。

Q6

レース前のコメントでも、お互いにお互いを尊重しあう関係性が見て取れて、とても素敵だと思っていました。

A6

今まで誠一郎さんに一回も勝ったことがなかったんで、それが一番うれしかったですね。

Q7

他のナショナルチームの方々とご連絡をとられてますか?渡邉一成選手とか…。

A7

一成さんには一番お世話になっています。今、競輪用のフレームもお借りしてますし、以前は二人でご飯を食べによく行っていました。とてもお世話になっています。

後は開幕戦の時もシーズンファイナルの時も、ナショナルチームの方々や栃木県の後輩から「おめでとう」と連絡をいただきました。

Q8

同期でもある深谷知広選手とは、PIST6でも一緒に走ってみたいですか?

A8

いやぁ、なるべく別の開催で呼んでもらいたいです(笑)正直1ミリも勝てる気がしないですね深谷には。深谷の強さを知り尽くしているので、どんな展開でも勝てない気がします。まぁ、やるからには全力ですけど…。

Q9

チームスプリントで長年、ゼロからの高い加速力が求められる第1走者として戦ってきたという面で、雨谷選手の方が自信があるのかなと思ったのですが…。

A9

深谷に勝てるのは、S取りくらいしかないかなと思います。そういえばこの間、新田祐大さんと話してたとき、新田さんも「早くPIST6走りたい」と言っていました。新田さんとも別の開催がいいです(笑)

Q10

ちなみに中川誠一郎選手とは同じ開催でしたが、別が良かったですか?(笑)

A10

別が良かったです。名前見た瞬間に「まじかー」って(笑)嫌な感じでしたね(笑)やっぱ出るからには勝ちたいんで。

Q11

競技の時とPIST6を走る時の気持ちはあまり変化はないですか?

A11

変化はないんですけど、どちらかと言えば開幕戦とファイナルで優勝しているので、負けられない立場になっていると感じます。競技の時にはなかった気持ちや緊張感があります。チームスプリントの1走は本当にタイムとの戦いで、タイムが全てという風に今までやってきていました。今、PIST6で2回優勝できているのは、競技の時とは別のプレッシャーや良い緊張感で走れたからだと思います。

Q12

PIST6の「級班混合」という部分は意識されましたか?

A12

走っちゃえばワンピース着ているんで、誰が誰だかあんまり分からないですけど(笑)自分は車番だけ見て、意識する人を考えて走ってるって感じですね。特にA級S級っていうのは考えず、全力でやってます。

ただ、A級の若手の子とかはどういう走りをするかわからないところがあるので、日本の競輪のレースだったり、PIST6のレースを一通り見て、どういう走り方をするのかっていうのはチェックしてます。

Q13

PIST6でライバルとして意識する選手や、これから伸びそうな選手はいらっしゃいますか?

A13

前回は神山拓弥先輩に負けてしまいました。むしろ、その1回しか負けていないので、今回は絶対に負けないようにしたいですね。

Q14

神山拓弥選手とは作新学院時代から一緒だと思うのですが、在学当時、雨谷選手は約30キロの距離を自転車で通われていたそうですが、それはトレーニングのためだったのでしょうか?

A14

片道40キロくらいですかね…。競輪選手を目指すきっかけになった十文字貴信先輩も、同じように高校まで自転車通学をされていたので、それをイメージして練習のつもりで通っていました。十文字先輩は、小学校の卒業文集に「十文字先輩のようになりたい」と書くぐらい憧れです!

Q16

シーズンファイナルの決勝レース、中川誠一郎選手とのデッドヒートはかなり盛り上がりました!あれは、最終バックでは余力はなくなっていたのですか?

A16

いや、逆に最終バックで外に踏み出した瞬間に「いけるな」という感じでしたね。誠一郎さんは「バックで勝ったと思った」って言ってたんですけど、自分は「バックでもらった」と思いました(笑)

Q17

中川誠一郎選手とは、レース後も何かお話されましたか?

A17

誠一郎さんに「おめでとう」って言ってもらえました。誠一郎さん的には優勝したと思ったらしくて、でもまぁ「強かったよ」って言ってもらえました(笑)

Q18

最後に雨谷選手が思うPIST6でファンに注目してもらいたいポイントを教えてください!

A18

やっぱり映像で見るより、直接見てもらった方がスピード感とかも伝わると思うので、実際に足を運んでみてもらいたいなと思います。