【プレビュー PIST6 2025年度⑪】堀江省吾VS松崎広太の頂上決戦が注目
2025.06.11

今シリーズはPIST6 2025 6月 第3戦。
15回の優勝回数を誇る堀江省吾(長野・28歳)が実績面においてはリード。今回は3カ月ぶりの参戦で、昨年12月を最後に優勝から遠ざかっているが、持ち味を生かしたロングスパートで他を圧倒する。参戦回数9回のうち6度の完全Vの実績がある松崎広太(茨城・25歳)も勢いでは負けていない。積極果敢な走りで堀江とのデッドヒートに持ち込む。昨年10月に優勝があり、力を付けている原田翔真(和歌山・24歳)も侮れない存在で、2度目の頂点を目指す。
【実績上位の堀江省吾が意地を見せる】
これまでに15回の優勝経験がある若手機動型。持ち前の持久力を生かしたロングスパートを武器に白星を量産しており、その勝率は8割超。前回3月第4戦は欠場明けの復帰戦ということで決勝進出を逃したが、シリーズで2勝を挙げた。ここでは久々の優勝を手にしたい。
【勢いは3連続完全V中の松崎広太】
今年1月からS級2班に昇級し、近況はF1戦でも決勝戦に進出している若手有望株。PIST6では6度の完全Vがあり、今年に関しては負けなしの3開催連続優勝中。過去には堀江を下しての優勝もあるだけに、今シリーズでも持ち味を生かした仕掛けで強敵を撃破といきたい。
【原田翔真が2度目のVを狙う】
現在はS級2班として活躍する急上昇中の和歌山の若手ホープ。PIST6は昨年10月に悲願の初優勝を達成。その後優勝はないが、攻め幅多彩な走りで4開催のうち3度決勝進出と成績は安定している。混戦になるようならば出番もありそうだ。
また表彰台経験のある神開一輝(福岡・28歳)、佐藤壮志(熊本・21歳)、出口謙一郎(岐阜・26歳)といった若手から藤岡隆治(徳島・49歳)、前反祐一郎(広島・51歳)ら40代、50代のベテランまで幅広い年齢層の実力者が揃っており、予選から見逃せない戦いとなりそうだ。
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