【プレビュー PIST6 2025年度⑥】機動力抜群の真鍋智寛がV最有力

今シリーズはPIST6 2025 5月 第2戦。
優勝経験者は3名でそのうち2度の優勝経験がある真鍋智寛（愛媛・26歳）がシリーズの主役を担う。3月に行われたPIST6 SPECIAL MATCHでは惜しくも準Vと悔しい思いをしただけに、ここでは機動力を生かし3度目の優勝を目指す。豊富な経験を誇る藤井昭吾（滋賀・38歳）も2度のV実績を有する。前回は予選敗退も、展開に応じた器用な走りで久々のVを奪取だ。原田亮太（千葉・28歳）は前回の準決勝で伊藤信、鈴木浩太らを破る大金星をゲットした。今シリーズでは地元の意地をみせて初の頂点を狙う。

【真鍋智寛が3度目のVへ】
PIST6で2度の優勝実績があり、現行競輪では昨年のヤンググランプリに出場した愛媛期待のホープ。5カ月ぶりの参戦となった3月 第4戦では久々ということをまったく感じさせない力強い走りをみせて3連勝で勝ち上がると、決勝戦でも先行勝負に出て、ゴール前で黒瀬浩太郎に差されたものの、準Vと好成績を収めた。今シリーズでも抜群の機動力で他を圧倒しよう。

【巧さある走りが魅力の藤井昭吾】
2度の優勝経験を有しており、PIST6創成期から活躍してきた実力者。昨年は5度の決勝進出を果たしており、準優勝、決勝3着が1回ずつと表彰台経験もある。前回3月 第4戦は超豪華メンバーが激突する激戦でまさかの予選敗退を喫したが、得意の先行策を中心とした幅広い戦法を駆使して久々のVもありそうだ。

【原田亮太の地元初Vに期待】
これまでに12回の決勝進出があり、4度の表彰台経験もある地元の若手。前回3月 第4戦は準決勝で豪快なまくりを披露し、伊藤信、鈴木浩太ら実力者を完封する好レースをみせた。前回の勢いを今シリーズでも発揮できれば地元で初Vがあってもいい。

また、前回決勝戦まで勝ち進んでいる菊地圭（宮城・24歳）、神開一輝（福岡・31歳）、市本隆司（広島・53歳）や、準優勝経験のある佐藤壮志（熊本・21歳）など若手からベテランまで好メンバーが顔を揃えており、V争いは熾烈を極めそうだ。

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