【レビュー PIST6 2024年度①】東矢昇太が中コース強襲し悲願の初

2024.04.13

レース,選手

PIST6 2024 4月 第1戦は4月12日(金)に最終日が開催された。決勝戦には20代から50代までの幅広い年齢層の選手が勝ち上がり、実力者6名によって行われた一戦は残り半周で4番手から内を突き直線中強襲した東矢昇太が初Vを飾った。2着には三浦翔大が逃げ粘り、2番手にハマった原田亮太が3着に残った。

決勝戦のスタートポジションは先頭から渡辺正光-三浦翔大-東矢昇太-藤井昭吾-志智俊夫-原田亮太。レースは残り3周でペーサーが退避すると藤井がインを切って、さらにその上を志智が切る。残り2周半でペースが緩むと、原田が志智を押さえて先頭に立つも、後方となった三浦が一気にスパートし残り1周半で原田を叩き切る。残り1周から2番手に入った原田が前との車間を詰める勢いで踏み込む。5番手となった東矢は前の藤井を掬うと、そのままの勢いで内を強襲し、最後は逃げる三浦と抜け出し図る原田の中を鋭く突き抜けた。

「(決勝戦を振り返って)ノープランだったけど、三浦君が前にいたのでとりあえず彼の動きを見てからと思っていた。内が空いていたので一車でも前にという思いで踏んでいった。自分は脚がないのであの(内を突く)競走しかなかった。(シリーズを振り返って)今節は流れが良かったと思う。気持ちを切らさずに走れたし、尻上がりに最終日にいい状態にもってこれた。(今後は)落車の怪我も癒えてきたし、状態も少しずつ良くなってきているので、また上を目指していきたい。PIST6でもまた表彰台に上がれるように、しっかり練習してきます」

 2022年の4th Quarter ラウンド3からしばらく準決勝の壁に阻まれていたが、今節は俊敏な動きで1年4カ月ぶりに優出を果たし、一気に頂点までジャンプアップ。現行競輪でも徐々に動きが上向いており、今後のさらなる飛躍に期待したい。

『ベテラン勢が意地を見せる』
今シリーズは40代以上のベテラン勢も多数参戦し若手を相手に善戦した。河村雅章は1次予選で3着スタートも2次予選では好位確保から抜け出し1着。準決勝でも残り1周で最後方に置かれる展開からタテ脚を発揮し3着と、S級選手の意地を見せた。KEIRINグランプリ'99の覇者でもある太田真一は初日2連対の活躍。準決勝では6着に沈むも2周先行と往年の輝きを見せた。高市訓但は未勝利に終わったがPIST6での動きが一気に良化。前々に攻める競走でシリーズ2連対を果たし、近況の好調ぶりをアピールした。

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次回開催は4月16日(火)と4月17日(水)。『PIST6 2024 スプリングステージ 4月第2戦が行われる。

PIST6 2024 スプリングステージ 4月第1戦結果はこちら