【プレビュー PIST6 2024㊴】堀江省吾が大台の二桁V達成へ

2024.02.18

レース,選手

今シリーズはPIST6 2024ラウンド39。
優勝経験者が5名参戦し激戦模様も、PIST6での最多優勝記録を保持する堀江省吾(長野・26歳)がシリーズの中心。実績次ぐ木村皆斗(茨城・22歳)が対抗格で、レース運びの巧さを生かして逆転を目論む。地元の鈴木浩太(千葉・26歳)も機動力は互角で、巧さある藤井昭吾(滋賀・37歳)や、3度の優勝経験がある徳田匠(京都・26歳)も争覇圏内に位置している。

【堀江省吾が最多優勝記録を更新へ】
圧倒的な機動力を駆使して、PIST6ではこれまで9度の優勝を積み上げてきた。前回のPIST6 2024ラウンド35では1次予選2着スタートも、見事に修正を果たし決勝戦では会心のまくりで強豪・根田空史を降した。近況は現行競輪での動きも上向き、勝ち星が増している。先行力の高さを誇示して10度目の頂点をつかみ取る。

【木村皆斗が巧さを発揮し通算7V狙う】
6度の優勝経験を誇るPIST6の最年少王者。機動力もさることながら、レースセンスが抜群で組み立ての巧さは一級品。現行競輪では1月の和歌山記念で落車し、復帰戦となった前場所の伊東F1では振るわなかったが、一場所走ってレース勘が戻れば動きも上向くはず。縦横無尽に立ち回り、前回のPIST6 2024ラウンド26に続く連続完全Vを狙う。

【地元の鈴木浩太が連続Vを目指す】
 機動力が高く一発を秘めるパンチ力タイプ。一昨年の3rd Quarter ラウンド6では2度目のVを飾り、その後はしばらく優勝から遠ざかっていたが、前回のPIST6 2024ラウンド32では決勝戦で荒川仁との地元対決を制して1年3ヶ月ぶりの返り咲きを果たした。現行競輪でも積極的に駆けると好成績を残しており、主導権を握る競走ができるかが鍵を握りそう。

その他にも積極性がある若手機動型が多数参戦し今シリーズを盛り上げる。田口勇介(秋田・23歳)は北日本期待の長距離砲。現行競輪では昨年からS級2班に昇級し、序盤は苦戦を強いられていたが、近況は持ち味を生かして徐々に成績も良化している。徹底先行タイプの原田亮太(千葉・27歳)はPIST6で3連続優出中。近況は現行競輪のグレード戦でも勝ち星を挙げるなど好調だ。123期の新鋭・梶原海斗(福岡・24歳)は特別昇班後初戦の小倉F2で完全Vを達成。近況の勢いは一番で今シリーズのダークホースとなり得る存在だ。

PIST6 2023ラウンド39

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