【プレビュー PIST6 2024㉟】連勝街道を突き進む堀江省吾が最多V更新へ

2024.01.21

レース,選手

今シリーズはPIST6 2024ラウンド35。
優勝候補は通算8度の優勝を誇る堀江省吾(長野・26歳)。近況は3節連続完全Vを続けており動きは抜群で、自身の持つ最多優勝記録の更新に期待が懸かる。実績次ぐ山田義彦(埼玉・37歳)が対抗格で、安定感ある走りで逆転を狙う。以下は徹底先行タイプの原田亮太(千葉・27歳)や機動力高い岸田剛(福井・24歳)、巧者の竹内智彦(宮城・46歳)らの実績者が顔を揃える。

【実績で他を圧倒する堀江省吾】
PIST6ではこれまで根田空史、伊藤信、木村皆斗などの名だたる強豪を撃破して優勝を積み重ねてきた。機動力が高く航続距離の長さを一番の持ち味としている。現行競輪では前場所の川崎記念の1次予選でまくりを決めるなど動きが良化している。今シリーズも圧巻の先行力を発揮して、9度目の頂点を目指す。

【好調気配の山田義彦が久々のV狙う】
3度の優勝経験があり、実績面では堀江に次ぐ存在。一時は低迷期もあったが、近況は徐々に調子を取り戻し連続で優出を果たしている。現行競輪では前場所の大宮記念で2勝を挙げて優出を果たすなどタテ脚も好調。5.67倍の大ギアを踏みこなし、変幻自在な走りで11ヶ月ぶりの優勝を目指す。

【格上の竹内智彦が貫禄を示す】
 現行競輪ではS級1班に在籍し、今シリーズの中でも格上位の存在。長年追い込み型として活躍し、前回のPIST6 2024ラウンド7では巧みな動きで好位を奪取し初の優勝を飾った。近況は現行競輪でもS級上位で奮闘し、安定した成績を残している。ベテランならではの技と経験値を生かし、8カ月ぶりの250バンクを攻略する。

その他にも活きのいい若手機動型が多数参戦。徳田匠(京都・26歳)は優勝経験が豊富で実績面も申し分ない。近況は現行競輪での動きも良く優勝候補の一員だ。小畑勝広(茨城・24歳)も準優勝の実績があり侮れず、田口勇介(秋田・23歳)、常次勇人(大阪・22歳)といった積極型の活躍にも期待したい。前回初参戦で優出を果たした出口謙一郎(岐阜・24歳)や初参戦で未知の魅力を秘める長松空吾(大分・23歳)らの新人2名にも注目。

©日刊プロスポーツ新聞社


PIST6 2023ラウンド35

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