4th Quarter ラウンド5レビュー

2023.01.01

レース,選手

 『PIST6 Championship 2022-234th Quarter ラウンド5は、1231日(土)に最終日が行われた。

決勝戦には優勝実績のある3名が順当に勝ち上がり三つ巴の様相。唯一のA級選手である堀江省吾が3番手確保からのまくりで完全優勝を成し遂げた。2着には根田空史が逃げ粘り、3着にはまくった伊藤信が入った。

【堀江省吾が大物食いを果たして3Vを飾る】

決勝戦のスタートポジションは先頭から堀江省吾-伊藤信-根田空史-大西祐-佐伯翔-伊勢崎彰大。残り4周を過ぎて伊勢崎が動きを開始し根田の後位で外併走をするかたちになった。その後は残り3周でペーサーが退避しても各選手の動きはなく、残り2周半で根田がスパートを開始。堀江は根田と伊勢崎を迎え入れて3番手を確保。脚を溜めて残り1周で車を外に持ち出して一気にまくり上げて、ゴール前で逃げる根田を捕らえた。

4Vの先輩を抑えて優勝することができて嬉しい。4月の優勝以来から決勝に上がってもずっと優勝できていなかったし本当に良かった。(決勝を振り返って)弱気ではあるけど先行勝負したら厳しいと思っていたし、流れを見て巧く3番手に嵌れたのは良かった。脚も溜められたしいい踏み出しでいけたので届くかなと思った。今年を締めくくる意味でも来年に繋げる意味でもいいレースになった。競輪では来々期からS級に上がるので、しっかりS級戦でも戦えるように力を付けていきたい」

 堀江にとっては1st Quarter ラウンド5以来の優勝で、自身3度目のタイトル獲得。PIST6最多の4Vを誇る根田空史と伊藤信を撃破と、ポテンシャルの高さを見せ付けた。これからもさらなる成長を遂げて競輪とPIST6の両輪で活躍を続ける。

 また、今節はS級の追い込み選手の技が光っていた。準決勝Bでは伊勢崎がワープして根田の後位を外併走から取り切って、今までのPIST6にはない新たな技を披露した。PIST6は単騎戦でヨコの動きができず追い込み型に有利な条件ではないが、それでも選手は常に進化を続けている。自力選手のダイナミックの走りも魅力の一つだが、追い込み選手の細かい技術に今後も注目したい。

                        ©株式会社日刊プロスポーツ新聞社


次回開催は1月7日(土)と8日(日)の2日間、千葉市のTIPSTAR DOME CHIBAで

4th Quarter ラウンド 6が行われる。


4th Quarter ラウンド 5 レース結果はこちら

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