「フォースクォーター」ラウンド1レビュー

2022.11.22

レース,選手

 千葉市にあるTIPSTAR DOME CHIBA(旧千葉競輪場)で開催された、「PIST6 Championship 2022-23」フォースクォーター ラウンド1は、1121日(月)に最終日が行われた。個性豊かなメンバーが顔を揃えた決勝戦は、唯一S1班として出場した椎木尾拓哉が、逃げた鈴木陸来の真後ろからゴール前で差し切りV7月の開催から約4カ月ぶりとなる2度目の参戦で見事頂点の座に輝いた。2着には逃げた鈴木が粘り込み、3着には好位置で態勢を立て直した畑段嵐士が食い込んだ。

 

【椎木尾拓哉がS1班の実力を示した】

 決勝戦のスタートポジションは先頭から鈴木陸来-椎木尾拓哉-藤井昭吾-山本健也-戸田洋平-畑段嵐士。残り3周でペーサーが外れると、最後方の畑段が上昇。先頭の鈴木は畑段を出させずに残り2周からペースを上げて逃げ態勢へ。畑段は3番手に入り直し、残り1周の合図が鳴る。鈴木は懸命に逃げるも、終始2番手を回った椎木尾が2コーナーから踏み上げてゴール前で1/4車輪差し切った。

 「行けるか分かんなかったけど、最後捕らえられて良かったです。鈴木君が先行という形になったので、自分は行けるところから仕掛けようと。優勝できるとは思ってなかったので素直に嬉しいです。(S1班は)一人だけだったので、何とか頑張りました。(優勝の要因は)普段からカーボンも乗っていたので、それがプラスになったのかなと思います」

 現行競輪でも2020年の和歌山F1以来、優勝のなかった椎木尾。約2年ぶりとなる優勝に、レース後は相好を崩した。

 

 そのほか、今シリーズは若干21歳の木村佑来が一次予選、二次予選を逃げ切りで連勝。準決勝で敗退したが、2日間通して将来性を感じさせる走りを披露してくれた。また、佐伯翔や國廣哲治といった現行競輪では追い込みとして奮闘している選手達の活躍が目立ち、好配当も普段以上に続々と飛び出した開催となった。

 

                        ©株式会社日刊プロスポーツ新聞社



次回開催は12月3日(土)と4日(日)の2日間、千葉市のTIPSTAR DOME CHIBAで「フォースクォーター」ラウンド2が行われる。


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