「セカンドクォーター」ラウンド7プレビュー

2022.07.20

レース,選手

PIST6 Championship 2022-23は7月22日(金)と7月23日(土)の2日間、千葉市のTIPSTAR DOME CHIBAで「セカンドクォーター」ラウンド7が行われる。過去優勝経験のある望月一成(静岡)らを中心に熱いバトルが展開される。


望月を中心に優勝争いか



出場選手の内、唯一の優勝実績を持つのは望月ただ一人。持ち前の積極性を生かして勝ち星量産、さらには決勝進出といきたいところ。前回出場した6月25日、26日の「セカンドクォーター」ラウンド3は、出場2場所連続のトップ6入りとなったが、神山拓弥(栃木)や河端朋之(岡山)らのライバルを前に6位と苦杯をなめた。その際、準決勝後には「流れは優勝の流れ」と口にする場面もあり、今年1月以来の頂点には、好調な気配のキープがカギとなる。直近の出場では悔しい思いをしているだけにうっぷんを晴らす舞台としたい。

そのほかにも須永優太(福島)、遠藤勝弥(静岡)、田川翔琉(熊本)、伊勢崎彰大(千葉)らのPIST6常連メンバーが望月を目標に初優勝を狙っていく構図となりそう。各選手とも優勝まであとひと押しという状況で、ここは取りこぼしなく決勝進出を決めたい。

ベテラン勢では小嶋敬二(石川)の名を挙げる。言わずと知れたレジェンド選手だが、出場を重ねるごとに成績は上昇中。5月12日、13日の「ファーストクォーター」ラウンド7で初の準決勝に進むと、前回出場の「セカンドクォーター」 ラウンド3は予選連勝を達成した。このまま初のトップ6入りとなるか。

近畿の先行型・福永大智(大阪)はPIST6初登場。高校時代から自転車競技に取り組み、多くの表彰実績を持つ若手レーサー。まだ成長の余地を残すが秘めたスピードとパワーはトップ選手にも引けを取らず、初戦から注目だ。

22日に1次、2次予選があり、ポイント上位18人が翌日の準決勝へと進む。23日は準決勝、決勝に加えて順位戦などが実施され、2日間全24レースで白熱の戦いが繰り広げられる。


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